12月の半ば、今年も残すことろ２週間ほど。

早いですね。

今回のテーマは「パニック障害」

一般的にパニック障害と言えば、特に体に異常がなく、動悸やめまい、吐き気、呼吸困難などを起こし、それらの発作が起こってしまうのではないかという不安から、電車やバスなどの乗り物やエレベーターにも乗れない、美容院や歯科医院、ましてMRIなんて絶対無理…。閉鎖的な空間や束縛された時間に発作を起こしてしまったりします。その状況を想像するだけで、不安に（怖く）なり行動ができないというようなことがあります。

パニック障害を主訴として来院された方のお体を見ると、ほぼ皆さん、首肩周りがガッチガチ。これじゃ深い呼吸もできないだろうな…と思います。それと大概の方が冷え性。それでいてうっすらと手足が湿っています。

まずは本治法で経絡の虚実を整え気を巡らせます。そのあと首肩周りや体全体の凝り固まった状態を鍼とお灸で緩めてあげます。お話を聞くのも大切。

そんな患者さんの命式を見させて頂くと、日干が「癸」さんが多く、次に「戊」さんが多かったです。それに加え十二運星のエネルギー値が低い方が多かったです。

（データ量は10人ほどで少ないので、もっと人数を集めればもっと違う結果になったかもしれないですが、このような結果になってます）

「癸」さんのイメージは雨。情報力や分析力、忍耐力もあり癒しの人でもあります。「癒しの雨、恵みの雨」みたいな人ですよね。その反面「雨垂れ石を穿つ」というくらい一点集中、努力の人でもあります。

だからなのかな…？頑張り過ぎちゃう。自分を犠牲にしても人のために一生懸命になっちゃう。次第に心も体も疲弊してきちゃって体調を崩してしまう。

「戊」さんのイメージは「山」。どっしりとしていて求心力があり現実派でもあります。頼りがいがあって周りに人が集まってきます。どっしりとして安定感がある分、柔軟な発想や臨機応変な対応が苦手な部分もあります。

そんなところで無理をしちゃうのかな…？頼られて人一倍頑張って、たぶん、ちょっとした違和感も抱え込んでしまってため込んでしまう。それが一気に爆発。それも体の方に出ちゃう。ちょっとずつ小出しにして、ため込まないようにしておけばいいのだけれど。

エネルギー値が低いから良いとか悪いとかではなく、欲求や意識の向かう先が外側か内側か、数値の低い人は内側に向きやすく、精神面を大切にします。

どうですか。

自分の命式を知ることで、自分がどのような性質（性格）で、どのような傾向の物の考え方をしやすいのかを客観的に知ることで、陰転（ネガティブ思考に）なる前に修正すると心と身体と生き方への大打撃は少なく済むと思います。

もし、大打撃を被ってしまったら、または被りそうになったら鍼灸と四柱推命で、体と心（思考）の手当や手入れをすれば体調も心も軽くなっていくと思います。