鍼灸と四柱推命~不足を補う~

2023.10.13

道を歩いていると金木犀の香りが漂ってきます。

ああ~、秋なんだなぁ ちょっと幸せな気分に浸れます(^^)

最近のブログは、他のブログと差別化を図りたい、当院の特色を出したい!という思いもあって「鍼灸と四柱推命」シリーズにこだわって書いています。引き出しが少ないと、無理やり感がでてきたり、ネタ探しに困ったりしてしまいますが、それはそれで(;’∀’)と割り切って、頑張って続けていきたいと思います。

自分には「比肩 建禄」という星を持っていいるのだから。(でも、建禄の裏星は「絶」なんだよな…)→これらの意味を知りたい方は、不定期に開催する(予定の)四柱推命ミニ講座にて!(^^)!

 

今回のテーマは「不足を補う」

経絡治療では、「証」というのを決めて鍼をします。たぶん、「腎虚」や「肝虚」などと言った言葉を聞いたことがある人もいると思います。

問診や脈診、腹診などから導き出される、東洋医学的な「診断」ですが、その「証」が

決まったら適正な穴(けつ)、いわゆるツボに鍼をし虚している経絡を補ったり、邪を瀉してとりのぞいたりします。そのようにして治療することで気血は巡り体調は整っていきます。

よく、「気の流れが滞ってたらどうしたらいいですか?」と聞かれます。「鍼を受けてください(^^)!」と答えます。

聞いた人は、たぶんセルフケアなんかを聞きたいんだろうなぁとは思います。ですので、「ごくごく基本的なことですが、適度な運動、適度な休養、適度な食事」と答えます。

加えて、「もし、自然の中に身を置きたくなったり、人と会いたくなったら、そうした方が良いですよ。たぶん、それは無意識に身体が求めていることだから」と。食事もそうです。普段は厳しく食餌療法している方でも、無性にお肉を食べたくなったり、甘いものを欲したりしたらそれは体からのサインだと思います。野菜が不足していると、無性に葉物が食べたくなったりします。バランスよく適度に摂ることは大切です。

四柱推命でも、自分の命式で五行のバランスを見てみると、どこかバランスの悪いところがあったりします。そうしたら、その不足している五行を補ってあげる、例えば、「金」が不足していたら、五行で金の色は白、自然界では金属や宝石を表します。白いものや貴金属を身に付けてみたりする。

もし、「木」が不足していたら、森林浴をしてみたり青い色の物を身に付けたり、酸味のあるものをや鶏肉料理を食べてみたり。

 

例えば、私の五行のバランスは、木0、火2、土0、金3、水3、と、どう見てもよろしくない

(´;ω;`)ウゥゥ

火と金の関係を見ると、火剋金が逆になっているのがわかります(他にもあるけれど)

私は一時、すごく辛いのが好きで、辛いのを食べ続けていた時があります。そうしたら、いつしか、舌がピリピリと痛くなって辛いのはもちろん、大好きな日本酒すら受け付けなくなってしまいました。

辛味は「金」に舌は「火」に属します。私なりの解釈として、元々、火と金の関係は崩れていたところに、更に追い打ちをかけるように「金」の要素を過剰に摂取した故に「火」が下剋上にあい、「火」に属する舌が被害にあってしまったのだと思います。

薬膳で日本酒は「肺」を潤すとされます。「肺」は「金」の五行です。

今は、健全に適度に辛味を摂っているつもりです。もう舌の不調は全くありません。

 

足りないものは補い、有り余るものは取り除いてあげないと、いつしか不調をきたします。

客観的に自分を知ってケアしていくのも良い方法です。

経絡治療と四柱推命は、自分自身をケアするのにとても良い組み合わせだと思っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

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