経絡治療学術大学 脉状診 

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毎日、毎日暑いですね! 記録史上初の連続猛暑日更新とか。

これでは、体力も奪われてしまいます。

 

先日、お休みさせていただいて、東洋はり医学会の主催する

「第21回 経絡治療学術大学技術講座」(通称:経絡大)に参加させていただきました。

2泊3日と 泊りがけで行われるため、夕方の講義実技が終わったら、自由時間になります。

その自由時間に普段、なかなかお話しできないベテランの先生や地方の先生といろいろとお話しでき、大変有意義に過ごすことができます。

その時に、ベテランの先生の臨床経験などをお聞きすることができます。

その中で、脉の話が出ました。良い脉とは?春の脉とは?夏の脉とは?

そして、死脈とは。

めったにめぐり合うことはないのですが、やはり残念ながら、このようなお仕事をさせていただいていると「死」というものに出会ってしまうときがあります。

「死」は、生きている者にとって必ず訪れるもの。

どのような生き方をするかは人それぞれなように、どのような「死」をむかえるかも人それぞれです。

ベテランの先生は、長く臨床をされている分、いろいろな方に出会い、いろいろな治療を経験され、いろいろな脉状をみられています。私など足元にも及びません。

古典による脉状論では、七表の脉、八裏の脉、九道の脉、七死の脉などがあります。それぞれ脉の特徴を書いています。

(私など、まだまだ未熟なので「これが洪の脉か」「これが濇脉か」などと断言できません。お恥ずかしい…)

 

私も、今までにお二人の方の亡くなる前の脉をみたことがあります。

お一人は100歳を超え天寿を全うされた方。もうお一人は本当に残念ながら30歳台とまだまだお若い方。

お一人の脉は、非常にゆっくりでまっすぐな感じでまるで悟りを開いたような…、ともすると良い脉状にみえました。

もうお一人の脉は、浮いていて非常に速く、まるで飛べない鳥が一生懸命に羽をばたつかせているような脉でした。明らかにいつもと違う。 今思えば、必死に生にしがみついているかのよう…。

ベテランの先生でも、たぶん、毎日の臨床が勉強の場でもあるとおもいます。自分の経験、知識を総動員して治療にあたっている。それでも、まだまだと思っていらっしゃるから、今回のような学びの場に参加されていると思います。

 

私は、まだまだと思うことばかりですが、「いつもと違う」「何かが違う」「これは前にも経験した」などのような気付きを大切にして、もっともっと学ばなければと思います。

学ぶべきことは知識、技術だけでなく、大切なものは人間性。いろいろな方との出会いから人間性も磨きたいと思います。

 

 

このブログを書きだしたときは、本当に暑くて猛暑日の連続でした。忙しくて中断しているうちに 立秋 が過ぎ、今日は若干涼しさを感じます。